2009年フォーミュラドリフト開幕戦がロングビーチで開催されました。
Team Signalもサポートして下さっている皆様方のお陰でこの開幕戦から出場する事ができました。
チーム体制も今年は少し変わり、昨年までのスカイラインGT-R34からシルビアS15へと林田の車両を変更。カラーはもちろんGT-R34と同様、マジョーラ・アンドロメダです。
そして山中の車両も昨年のシルビアS14から変更。V8エンジン搭載、同じくマジョーラ・マゼランカラーのシルビアS15です。
そして、昨年はTeam MOPERからタイヤチェンジャーを借りタイヤマウントをしていた為非常に手間と時間を無駄にしていました。その為今年はタイヤチェンジャーに関してチームサイドでも切実な問題点でした。
そこで、1昨年からドライバー山中のNOPIドリフト参戦を通して知り合ったアトランタ出身のドリフトエンポリアムとのタイアップに至りました。彼らは昨年ワークス同様のトレーラーを購入、そこでタイヤチェンジも出来ます。
彼らもインフィニティG35 2台でのフォーミュラDへの参戦を決定。チームピットでは4台が並ぶ事となりました。
スポンサー様(敬称略):日本ペイント株式会社・マジョーラ、BFGoodrich、EXEDY USA、株式会社エクセディ、SSRホイール、 株式会社タナベ、セクシースタイル その他の皆様方
今年のNewマジョーラS15は昨年末より日本で制作。林田が昨年まで乗っていたスカイラインGT-R34はほぼ10年間日本国内及び海外でデモカーとして使用されてきました。
そして約5年前からアメリカ国内でのドリフトイベント~フォーミュラドリフトで活躍。しかし車両の迫力と並行してその重さとハンドルの切れ角などの問題により車両変更を決定。そこで林田が日本国内で長年シルビアでドリフトしてきたキャリアを重視し、シルビアS15制作を開始しました。
The Specifications of the MAZIORA S15
SR20DET改SR22DET
トラストT78タービン、トラスト3層インタークーラー、KOYOジエーター銅3層、オリジナルアルミパイピング、オリジナルサージタンク、HKS F-CON V Pro
RB25DETミッション流用、エクセディー COMPE-Dクラッチ、ワンオフプロペラシャフト1本物、オリジナルFRPドア リヤ3面、ドアガラスアクリル
TANABE 車高調、TANABE スプリング F8K/R6K
GP-SPORTS ナックル、KAAZ 2WAY LSD、ニスモFRロワアーム、クスコリヤアッパーアーム
TANABE Front & Rearタワーバー、
Front & Rearアンダーブレース
クスコリアトーコントロールロッド、Defi 6連メーター、HKS EVC5
ブリッドフルバケットシート、NARDI TYPE-A 33パイ ステアリング、Sexy Style エアロキット
SSR Type-F ホイール、BFGoodrich T/A KDW Front: 245-40/17 Rear: 265-35/18
MAZIORA Andromeda Color 等。
さて、山中の車両です。
今年2009年は新たにV8エンジンを搭載したシルビアS15を起用する山中。このS15はアトランタにあるドリフトエンポリアムで制作です。しかし細かい問題を抱え僅かにこの開幕戦に間に合わないと判断を下し、昨年の車両であるS14でこの開幕戦だけの参戦を決定。しかし2008年最終戦でクラッシュしたこのS14をすぐ修復しなければなりません。
とにかく大至急修復、ペイントなどを終えましたがまだ完璧ではありませんでした。 Team Signalが日本から到着。そしてドリフトエンポリアムがアトランタから3台と共に到着したと同時の4月9日、私たち日本チームサイドがS14のチェック開始です。
この様にして搬入日を慌ただしく終えました。
林田Silvia S15
4/10(金)
前年までは毎回予選日前日の木曜日には必ず練習日が各サーキットでありましたが、今回の開幕戦では練習日がありません。開幕に向けて新車両を制作したチームにとってはこの現状もまた過酷です。
しかしこの予選日の午前10時から2時間の練習走行枠があり、早朝からの細かいセッティングを早々に終えS15は10時までにグリッドに並ぶ事ができました。車のコンディションも林田の感触も全く問題は無くチームの空気も上々です。ただギア比を4.6から4.3へ変更。それでも不安なく乗れている今変えるより予選通過後、翌日の決勝前に変更した方がリスクを伴わないのでそのまま予選突入です。
今年から採点方法も大きく変わりました。3人のジャッジが別々の基準を見ます。一人がスタイル、一人が角度、一人がスピードでのトータルで100点です。
そして従来のシードシステムが無くなり予選で32台が残りそこからトーナメントで戦っていきます。これに関しては観客も追走をめいっぱい楽しめ、ドライバーにもよりチャンスが回ってきます。
そして昼12時から予選がスタート。
林田の1本目。観客を沸かせるドリフトを披露してくれ、得点は88.4で突然1位に!トータル74台中最終的には4位で予選通過。これがその走りです。
チームの空気も翌日の決勝に向けて大きく盛り上がりました。
4/11(土)
ドライバーズミーティングやその他のスケジュールが早朝から行われ最後の練習走行が10時から1時間30分行われます。
既に昨日ギア比も変更済みで、林田も前日以上に調子良くこのまま無事に決勝へ突入だと誰しも思っていました。
しかし予期せぬ出来事は突然起こるんですね。。。
走行中突然異変が・・・両サイドのドライブシャフトが折れたのです! この時点で決勝まであと1時間。大至急交換です。もちろん時間以内に交換完了し、決勝の為すぐさま
グリッドに向かいました。
グリッドに並んだ時点でのコンディションは全く問題なく、ただ決勝を待つだけです。林田の相手はチームKAAZ AE86の近藤選手です。
そしてスタート!・・・・・しかし・・・S15の姿は進入ポイントから現われませんでした。
いったい何が起こったのか???!!
信じられない気持ちでチーム全員がピットに戻りました。。。
何故S15は走らなかったのか?何故突然それが起こったのか??
ピットで早速車両をチェック・・・エンジンを吹かしたら止まる・・・謎は深まるばかり。
結局調べた結果コンピューターの予期せぬ突然のトラブルとしかわかりませんでした。。。
しかし、これがレース。誰もこの様な事態は予期できなかったのは当然。
しかしチームと林田の意気込みは決して悪い結果に終わっていません。次回このS15が参戦する第4戦ラスベガスラウンドでは必ず何かを見せてみせます。
今回予選を4位通過したのでポイントもゲット。
http://formulad.com/standings/2009.php
頑張れりんりん!!!
山中 Silvia S14
4/10(金)
シリーズ始めという事でこの第一戦の直前、4月4日に全車両の車検が既に行われていましたが、先に説明した様に山中のS14は車検に間に合いませんでした。
その為前日の4月9日とこの日も早朝から最終車検に向けての作業及びステッカー作業で大忙しです。
その作業の甲斐があり問題なく車検をパス。この時点で林田S15は完璧に仕上がっていたので、残るはS14に残された問題を解決すべくこの車両に全員が集中しました。
しかしここ現場では出来る事も限られています。何とか32台に残ってくれれば、その後の決勝では追走です。そこまで持ちこたえさせなければ・・・・。
その後何とか練習走行の為コースに出ましたが、やはり基本的なアライメントなどの問題で山中のドリフトが出来ません。結局それ以上の練習も出来ずその後はずっとピット
で作業に時間を費やしました。
とにかく予選では無難にドリフトをし、32台に残る・・それが最低限の課題となりました。
しかし、現実は味方をしてはくれませんでした。やはりスピンをしてしまい、予選終了。。。
32台に残れなかった事をチームとして非常に遺憾に思います。
今、山中のNewS15は第二戦に向けて日々仕上げられています。次回5月のアトランタラウンドでは二度とこの様な事態を起こさぬ様厳しい姿勢で向きあう所存です。
山中自身も今回の不完全燃焼を吹き消す為にも次回アトランタでは必ず結果を残してくれる筈です。
ケンジ期待するよ!!
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